生誕140年 清水比庵展 ―芸術に遊ぶ―|高梁市歴史美術館

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会期 2023年2月18日(土)~5月22(日)
火曜日休館(3月21日は開館、翌日休館)
会場 高梁市歴史美術館 公式サイト TEL 0866(21)0180
岡山県高梁市原田北町1203-1
(担当者:三宅裕子)
開館時間 9時~17時(入館16時30分まで)
入館料 一般500円、65歳以上・高校・大学生300円、中学生以下無料
※障がい者手帳を持参の人と介助者1名が入館する時は無料
主催 高梁市歴史美術館
協力 高梁比庵会
チラシ:生誕140年 清水比庵展 ―芸術に遊ぶ― 高梁市歴史美術館

清水比庵(1883-1975)は高梁市出身の歌人であり、書と画を加えた三芸による独自の芸術を作り出した人物です。備中松山藩士を祖父とし旧制高梁中学校に通った比庵は、高梁の地で約80年に及ぶ芸術活動の礎を築きました。少年時代に芽吹いた歌・書・画への興味を生涯持ち続け、誰に師事することもなく修練を重ね、老年期に大きく開花しました。比庵は伝統的な文人の書画を踏襲しながら、全く新しい表現方法を生み出します。そして晩年まで留まることなく新しい表現を模索し続けました。84歳のとき、宮中歌会始の儀の召人に選ばれてからは一躍時の人となり、”今良寛“と呼ばれ多くのファンに愛されました。

令和5年(2023)は清水比庵生誕140年の記念の年です。今展では比庵の生涯をご紹介するとともに、比庵が究めた三芸について、また高梁との繋がりについてもご紹介します。

関連イベント

清水固さんのオンライントーク「故郷・家族を愛した比庵」

清水比庵の孫で「比庵佳境の会」会長の清水固さんに、家族しか知らない比庵の知られざる一面をお話ししてもらいます。

  • 日時:2月18日(土)10時~
  • 講師:清水固氏(清水比庵の孫)
  • 会場:高梁市歴史美術館 会場入口(予定)
  • 参加費:無料(要入館料)

岡山大学短歌会と高梁市民のふれあい歌会

短歌は今SNSを中心に秘かなブームとなっています。「大学短歌会バトル(角川文化振興財団)」で優勝経験のある岡山大学短歌会と、短歌を楽しむ高梁の歌詠み達とが交流し歌会を開きます。経験が無くても大丈夫!一緒に歌会に参加しませんか?見学だけも可能です。

  • 日時:3月15日(土)13時30分~15時
  • 会場:高梁市文化交流館 市民ギャラリー 公式サイト
  • 内容:持ち寄った短歌を発表し、お互いに鑑賞します。一般参加の方は、申込の時に短歌を提出してください。
  • 会費:無料(要入館料)
  • 定員:参加10人まで、見学は自由
  • 締切:3月3日(金)

絵手紙体験ワークショップ ―絵手紙でつながろう―

清水比庵は学生の頃から歌や絵を描いたはがきを友人たちに送っていました。直接会いづらい今だからこそ絵手紙で親しい人たちと交流してみませんか?初心者大歓迎です!

  • 日時:4月15日(土)13時30分~15時
  • 会場:高梁市文化交流館 市民アトリエ 公式サイト
  • 内容:講師の指導の下、絵手紙を書いて親しい人に送ります。
  • 講師:日本絵手紙協会公認講師 岩城恵里先生
  • 参加費:250円(はがき代として)
  • 定員:15人まで
  • ❷❸応募方法(締切4月7日)
  • ①参加者のお名前(ふりがな)年齢ご住所電話番号経験の有無(歌会参加者)自作短歌1首を記入のうえ、以下までお送りください。
  • はがき:〒716-0043 高梁市原田北町1203-1 高梁市歴史美術館
  • e-mail:bunkacenter@city.takahashi.lg.jp
  • 「歌会参加係」「絵手紙参加係」※応募多数の場合は抽選とします。

同時開催|清水三渓作品展 ―ふるさと恋し―

清水比庵の末弟である清水三渓(さんけい)は、兄と同じく詩書画に親しみ多くの作品を遺しています。比庵作品とあわせて三渓作品もどうぞお楽しみください。

  • 会期:2月18日(土)~5月22日(月)火曜日休館(3月21日は開館、翌日休館)
  • 会場:高梁市総合文化会館 清水比庵記念室 公式サイト
  • 入館料:無料